CG Banilad

CG Academy Banilad CampusはCG ESL Centerが2018年に開設した第2キャンパスである。CG ESL Centerは2003年に開校したスパルタタイプの学校だが、非スパルタタイプのニーズに対応するためにBanilad Campusが新設された。

規則などで厳しく管理されるスパルタタイプとは逆に、自己管理ができる学生が来ることを前提にしているため、規則などは厳しくない。

授業はマンツーマンレッスンとグループレッスンの組み合わせで3タイプのコースがあるが、すべて必須授業は1日6コマである。

少なく感じるかもしれないが、そもそも語学は授業で学んだ内容を暗記して初めて使えるようになる。復習の時間や翌日の授業の予習の時間などを考えると、実は6コマくらいが適度というか、本気で復習→暗記→定着の作業をこなそうと思ったら、6コマ程度が限界だったりする。

問題は予習復習など自習をする場所を確保できるかである。つまり自習室があるかであるが、この学校では1人用の個室タイプの自習室が用意されている。

多くの学校では自習室は大部屋で、そこに机がズラッと並ぶタイプである。このタイプでは周りの人が気になったり私語をする学生がいたりして、集中して勉強できないことがある。

また、マンツーマン教室を自習用の個室として開放している学校もあるが、授業の合間の空いた時間に利用しようとした時に、個室が空いておらず利用できない場合もある。

この学校は授業の時間割が9コマあり、必須授業は1日6コマなので3コマの空き時間ができる。十分な数の自習用個室が用意されているため、空き時間を有効に使うことができる。また、夜は12時まで空いているので、授業の後もしっかり自習できる。

日々、授業を受けるだけで復習もせずに受けっぱなしで終わるのではなく、授業の後にしっかり復習して学んだ知識を定着させ、本当の意味で留学の成果を得たいという留学希望者に最適の環境だろう。

親子留学も受け入れているが、保護者も授業を受けることが必須である。親子で寮に住んで子供だけ授業を受けることはできない。

ただし、1日3コマまで保護者の授業コマ数を子供に譲ることができる。親はマンツーマン4コマ、子供はマンツーマン5コマ＋グループ1コマが基本だが、例えば親が3コマを子供に譲り、親はマンツーマン1コマ、子供はマンツーマン8コマ＋グループ1コマにすることができる。

徒歩圏内にショッピングモールが2ヶ所ある他、日本料理店や日本の食材を専門に扱うスーパーなどもある。タクシーを使わずに食事や買い物を済ますことができ、長い留学生活でも便利に過ごすことができる。

スパルタタイプの規則で縛られるのではなく、日々しっかり勉強しつつ、休日はフィリピンを楽しむ。自己管理でメリハリのある留学生活を、充実した学習環境と便利な生活環境の中で過ごしたい留学希望者にお勧めしたい。